ATOK用字音假名遣單漢字辭書

説明

一往、ATOK17用ですが、單漢字のみのデータなので、他でも使へると思ひます。

字音假名遣の理解と記憶のデータをベースにしつつ、改變しました。

かなづかひ

字音假名遣の基準

字音假名遣は、辭書によつて樣々な違ひがあるやうですが、ここでは手輕に參照できるものとして、「infoseek マルチ辞書」の「国語辞典」に基くことにします(三省堂『大辞林』に基いてゐるとのこと)。

具體例

どこが違ふかを具體的に示します。

スイ、ズイ、ツイ、ユイ、ルイ(推、隨、對、唯、類など)
以前はスヰ、ズヰ、ツヰ、ユヰ、ルヰとなつてゐたこともあるが、これは根據もなく無意味なのでしない。
寶(宝)、保、襃(褒)、堡、褓、報
これらは「ホウ」。『廣韻』の反切の通りにいけば、「ハウ」だが、日本に入つてきた時には既に「ホウ」になつてをり、假名遣としては「ホウ」が正しい、とのこと。
「呆」は「ハウ」のまま。
帽、冒、暴、旄
これらは「ボウ」とする。「髦」は「バウ」。
毛、耄、耗
これらは「モウ」。
講、降
「カウ」、「ガウ」とする。佛教語であるか否かに關らず、漢音を使ふとのこと。
一方、こちらは一般的には漢音「ハフ」を使ひ、佛教語は呉音「ホフ」を使ふ。
方、甲
使用上の區別がされる場合もあるが、『大辞林』ではこれの區別はされてゐないやうだ。
「バウ」とする。「奉」等は「ホウ」のまま。
「ボフ」とする。
「エン」。
くゎん。
「チュウ」とする。
參考リンク

小書き

「ゃ」「ゅ」「ょ」「ゎ」の四文字の小書きを使用してゐます。これが嫌な場合は、テキストエディタなどでそれぞれ「や」「ゆ」「よ」「わ」に一括して置換してやればよいでせう。

收録語彙

「現代仮名遣い」と字音假名遣で違ひのある語と、その可能性のある語のみです。

「その可能性のある語」とはどういふことかと言ふと、例へば、「現代仮名遣い」で「よう」といふ音のある漢字は、字音假名遣では「やう」か「よう」か「えう」か「えふ」となるので、字音假名遣でも「よう」となる字(「用」など)も含めて入れてゐます。一方、例へば、「よく」といふ音のある字は字音假名遣でも「よく」以外にはないので、これは一切收録してゐません。説明が解りにくいかもしれませんが、まあ、百聞は一見に如かずで、見れば解るでせう。

文字コード

Unicode(UTF-16)です。

範圍は、JIS第一水準と第二水準の中の文字と、第三水準と第四水準の中で新たに正字體が追加された文字が中心です。基準は嚴密ではありません。

Windows XPなどの標準フォントでは表示できない漢字もあります(「漢」など)。その場合は、Windows XPでJIS第三水準・第四水準の文字を扱ふ方法などを參照してください。

使用方法

ATOK17の場合、「辞書ユーティリティ」の「単語一括登録」から登錄できます。


再配布などは御自由にどうぞ。

更新履歴

平成十七年五月二十一日
初出
平成十七年十月二十日
「姶」の音を、「おう」から「あふ」に修正
平成十七年十二月六日
「呆」と「菅」と「髦」の假名遣を變更、「えき」、「じゃ」、「じゅ」、「じゅく」、「じゅつ」、「じゅん」、「いち」、「いつ」、「がく」、「ずい」の音をもつ漢字を追加


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